倉庫の屋根葺き替え工事@江戸川区
2019年も残すところあと10日となりました。
今年の秋に大きな被害をもたらした台風。
その修復工事がまだ続いています。
今回は、倉庫の屋根の工事。
昔、ご商売をされていた時から使われていた倉庫です。
今は物置として使用されています。
年季が入っていますが、建物自体はしっかりしています。
部分的に、劣化が激しい箇所が見られます。
軒の隅の屋根が飛び、穴が開いてしまいました。
雨どいもねじれて斜めになっています。
軒裏の野地板に使われているベニヤが濡れと乾燥をを繰り返したせいか、ふやけた状態ではがれています。
屋根はそろそろ限界。
葺き替えます。
トタンの波板と、野地板を撤去します。
屋根の一番高いところの棟木と棟から軒にかけての垂木といった構造材はまだまだ大丈夫。
作業は半分づつ進めます。
左手の外にむき出しになっている波板のさびが、風雨、太陽の熱や光にさらされる屋根の過酷さを物語っていますね。
低い位置からの画像しかありませんが、新しい波板が載りました。
構造はしっかりしているものの、古い倉庫で木組みだけで支えられている建物です。
現在の新築に使われる耐震金物を使って、要の部分は補強を行いました。
これで、まだ当分現役で活躍できるでしょう。
住宅に限らず、建物は適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばせます。
屋根・外壁、10年以上何もされていない方は、点検されることをお勧めします。
お気軽にお問い合わせください。