48㎡の土地に建てた5人で暮らす2階建ての狭小住宅
江東区 T様邸タグ:
完成した現地外観
築50年以上経過し、耐震基準を満たしていなかった建替前の現地。
グランドレベルと建物の高低差を解消しつつ、靴もしまえる式台。
奥行きのある階段下収納は、手前にアウターを掛け、奥には背の低いモノを仕舞う設計。
リビングには子供たちが並んで学べるスタディカウンターを造作。自然素材を使ったシンプルな空間には障子が良く似合います。
開放的で明るく爽やかなダイニング。
壁面に造作したのはTV台。邪魔になる脚は用いず、上部にも収納を用意しました。
膝をついたりゴロリと横になれる畳コーナー。
畳の下も板張りの下にも収納を確保。狭小住宅では、いかに兼ねるか?がひとつのポイントになります。
目線を遮りながら、柔らかい光を通す障子も、木製の造作デスクも、古びれることなく、長く愛着をもって使える家具です。
スタディーカウンターには、コードが煩わしいWIFIルーターをしまい込むスペースを設けました。
ダイニングのベンチと背もたれは最も引いた状態で固定。階段には閉じると本棚が開く気流止めを設け、視線を抜きつつ快適な室内空間を保つようにしています。
キッチンの脇にはランドリースペースを設置。
ワークトップはステンレス、面材は無垢板、壁面にはタイルをあしらいました。
洗濯機置場の隣はトイレ。水まわりを集中させれば、コストダウンにもつながります。
子供たちのヒミツの部屋。(ロフト)
木疲れしないように、木視率も意識しています。
ベッドの上段だけを造作し、下部にマットレスを置いて二段ベッドとして使います。
収納スペースには建具をつくらずオープンに。
仕切りはロールスクリーンで。コストダウンにもつながります。
ホテルライクなサニタリールーム。洗面台下の収納もあえて閉じません。
モザイクタイルが似合う無垢板の洗面化粧台。
壁の厚みを活用したタオル収納。落下防止の板を渡しています。
一番リラックスできる浴室は、1坪タイプのゆったりできるサイズです