師走の候、雨樋改修工事などなど・・・
コロナ第三波で、世間は大変なことになっていますが、住まいのトラブルはそんなことお構いなしに起こります。
今回は雨樋のつまり。
雨が降る時に、集水桝から溢れるということであれば、さほど気にならないかもしれません。
しかし、今回は、エアコンからでる水をはき出すドレンホースを雨樋につないで一緒に排水するようにしてありました。
その状況で雨樋が詰まると・・・
エアコンのドレンがうまく排水されずに逆流してしまいます。
これは大変ということでお声がけいただきました。
まずは、調査から。
調査は上から行います。
ドレンが流れないということは、詰まっているのは下側のはずですが、雨樋のつまりのもとは集水器に枯れ葉やごみなどが集まって塞いでしまうことも多いので、チェックを行いました。
しかし、集水器には特別大きな問題はありませんでした。
エアコンの室外機左にグレーの配管が見えると思いますが、これがドレンホースです。
緑のホースが入っている穴にはめこまれ、つながっていました。
水を入れると、やはりここに問題が。
水がうまく流れず、詰まっています。
ワイヤーブラシで内部を洗浄、詰まりは解消されました。
今回のようなことが再び起こらないよう、ドレンホースを雨樋につなげるのはやめて、そのまま排出するようにしました。
ドレンとは、エアコンから出る結露した水ですので、それほど大量の水が出るわけではありません。
そのままお庭に流したほうが安心です。
というわけで、雨樋のつまり問題は解決いたしました。
続きまして、師走のリフォーム第二弾。
少し前にご紹介しました、道路拡張に伴うリフォームのご依頼をいただいているお住まい。
今回は、家紋の交換です。
欄間彫刻の中央にある家紋。
日本十大家紋の一つ、茗荷紋です。
茗荷紋といっても多くの種類があるそうで、この茗荷紋、周囲に丸い枠があります。
が、本来の家紋には囲みがなかったそう。
ということで、作り替えることになりました。
家紋帳で正しい家紋を発見、付箋をはり、
新たに作り直し、はめ込みました。
これで一安心です。
最後は、こちらも以前にご紹介してた、ロフトに寝室をつくるリフォーム。
ロフトに上がる収納階段が出来上がりました。
ちょっと忍者屋敷みたいでわくわくしませんか?
踏板の奥行きと、蹴上げの高さをそろえつつ、収納棚の大きさを決めました。
右側の大きな収納は、棚板の高さを調整できるようにしてあります。
大工の手作り家具です。
現在、最後の仕上げのクロスを仕上げ中。
まもなく完成いたします。
歴史的な1年となった2020年。
残りも20日となりました。
住まいの気になっていることがありましたら、今年中に片づけてしまいましょう。
必要があれば、お声がけください。