敷地58㎡の二階建て狭小住宅@江戸川区~外壁材設置まで
本日、6/21、夏至です。
江戸川区の日の入りは19時ちょうど。
日の出の時刻が4:25ということですから、14時間半もお日様が出ていることになります。
梅雨の、工事が滞りやすいこの時期に日が長いのはありがたいですね。
さて、そんな思いでカレンダーを見ていたところ、あることに気付きました。
いよいよ、あとひと月に迫ったオリンピック。
今年の国民の祝日は、オリンピック開催に伴い、通常7/19になるはずの「海の日」が開会式前日の7/22に、開会式当日が、10/11になるはずの「スポーツの日」に、8/11になるはずの「山の日」が閉会式のある8/8(日)になり、8/9は振り替え休日になります。
なんとなくそんな感じとは思っていたのですが、カレンダーを見ると、海の日は7/19,山の日は8/11、スポーツの日は10/11と、更新されていません。
今年の祝日は、昨年のオリンピック延期が決まった後、11月に急遽変更することが決まったので、その前に印刷を終えていた多くのカレンダーや手帳は更新されていないのです。
特に、オリンピックから2か月ほど経過したスポーツの日は間違いやすいと思われますので、ご注意ください。
さて、6/1に上棟までをご紹介した、「敷地58㎡の狭小住宅@江戸川区」。
工事が進んでおります。
書斎コーナーからキッチンとロフトを見たところです。
手前側、リビングはこう配屋根の形状をそのまま活かした吹き抜けになります。
それに比べると、こちらのキッチン側はロフトの床となる天井がすぐ上にあります。
主に作業を行うキッチンには、あまり解放感は必要ありませんね。
リビングは圧迫感がないように広く見せ、キッチンは機能を優先させ、上部の空間をロフトに活用しています。
準備が整ったところで、発砲ウレタンの断熱材を施工します。
柱と柱の間に充填させます。
こちらは反対側から見たところ。
踏込とは、玄関から入った土間の部分。
以前にもご紹介しましたが、今回の玄関は、玄関引き戸を開けて、内部の片開ドアを開け、そこで靴を脱いで、敷台に上がり、もう一度引き戸を開いて中に入ります。
玄関の土間に階段をつくるよりも、敷台を置いた方が台の下の空間に靴を置けるので便利です。
外気の影響をもろに受けやすい場所柄、居室までに空間を2つ挟むことで、夏の暑さ、冬の寒さの侵入を極力抑えます。
左から3本目の柱下部の両脇や中央やや右上にあるコンセント、その上の配管など、複雑な形状となるところでも、発泡ウレタンなら、自ら膨らみ隙間を埋めてくれます。
人の手で詰めていく、グラスウールなどは、このような複雑な場所では施工しにくく、仕上がりにばらつきが出やすいといわれています。
コンセントまわりに断熱材を手で敷き詰めることを想像すると、難易度が高いことをご想像いただけるのではないでしょうか?
こちら1階奥のリスニングルームには先行してフローリングが施工されました。
無塗装、無垢のナラ材です。
人工的な色味がなく、ナチュラルな仕上がりですね。
こちらキッチンから洗面室を見たところです。
壁の内部を石膏ボードで覆います。
奥の右手、まだ断熱材が見えているところは浴室です。
開放感を得るために、天井を高くできるところはなるべく高くしています。
すると、どうしても構造材が天井の下に出てくる場合があります。
この登り梁がそれ。
なるべく目立たないようにしたい、とお願いし、このように石膏ボードで覆い、天井や壁と同じように仕上げます。
バルコニーはヨットなどにも使われるFRP防水で仕上げました。
ご覧のように水をはじいています。
外壁は黒のガルバリウム鋼板。
これで構造部分はほぼ完成です。
内装工事に進みます。