マンションの和室内装工事@江戸川区
江戸川区のマンションにお住いのお客さまより、和室の内装をリフォームしたい!とお声掛けいただきました。
きれいにお使いになられていますが、年数の経過とともに古びてきてしまうのは避けられません。
マンションの和室に使われる畳は、芯材にスタイロフォームという断熱材を使っています。
畳も当然、時の経過とともにへたりますので交換します。
障子も破れているわけではありませんが、気持ち焼けてきているようなので、交換すると気分が晴れますね。
襖も、使えるか使えないかでいえば十分使用に堪えますが、これを機会に交換することになりました。
マンションの襖は、ふすま紙を貼り替えることを前提としてつくられていませんので、本体ごと交換します。
で、生まれ変わった和室はこちら。
まず、障子が貼り替えられたことで全体的に明るくなりました。
壁と天井のクロスも貼り替えていますので、全体の色調がやや焼けた感じから、清潔感のある白色に生まれ変わりました。
光の当たり方によって、プラチナのように輝く花びら模様のふすま紙。
市松模様の真新しい畳が入り、使い古された和室が新築の装いに生まれ変わりました。
こちらの畳は、和紙表と言って、和紙をこより状に加工して樹脂でコーティングしたものでつくった畳です。
工業生産できるため、品質が安定していて、使っていても水ぶきができるほどの耐水性を持ち、汚れにくく、摩耗もしにくい優れもの。
建材大手のダイケン工業が、イグサに近い手触りや質感を持ち、機能面でも優れたものをと1989年に研究を始め、7年後の1996年に商品化しました。
日本の住宅から、和室が減っているといわれて久しいですが、障子、畳、ふすまのあるお部屋が1つあると、落ち着くし、実は使い勝手もよいですよね。