空気が乾燥する12月から3月にかけて、最も火災の多い季節です。
火事の原因で多いのは、たばこ、放火、コンロですが、実は電気機器や配線などからの出火も少なくありません。
コンセントとプラグの間に付着したわたぼこりや、たこ足配線から出火したり。
見逃せないのは、断線による出火です。
電気の配線は細かい導線が束になって1つの配線になっていて、細かい配線の1部が断線すると、配線に流せる電気の量が減り、発熱して出火の原因になることがあるんだそうです。
あまりに古いと、ちょっと不安ですよね。
先日、電灯のスイッチを交換する工事をご依頼いただきました。
こちらは経年劣化で、スイッチのオンオフが効かなくなってしまいました。
非常にシンプルな形状のスイッチですが、これで安心。
おそらくこの位置ですので、火事の心配は少ないと思いますが、スイッチが効かないんじゃしょうがないですね。
そうでもないと、スイッチなど交換することはないでしょうから、いい機会だったように思います。
これも古いですね。
東京電力さんから「そろそろ交換を・・・」とのおすすめがあり、現場調査を行いました。
備えあれば憂いなし。
転ばぬ先の杖。
ことが起きてからでは遅いのです。
あまりに古い電気機器をお使いの場合は、安全性を確認し、不安を感じたら交換されることをお勧めいたします。
お近くの方で、配線にかかわる気がかりがあればお気軽にお声掛けください。
お近くでない方は、恐れ入りますがお近くの信頼できる工務店か電気屋さんにご相談ください。
さて、別の現場ですが、二世帯住宅リノベーションも工事進んでおります。
外壁メンテナンスが終わり足場が取れました。
こちらがビフォー。
主張がやや強めのデザインでしたが、アフターではシンプルに、シックなイメージで。
内装の仕上がりまでは、もうしばらくお時間をいただきます。
1年で最も寒い寒中も、昨日の大寒を過ぎて、あとは春を待つのみ。
安全第一で工事を進めてまいります。