ご近所にお住まいのお客様から、2件、修繕のご依頼をいただきました。
まずは漏水から。
現場の様子です。
記載の通り、キッチンを使うとシンクの右下から、水が漏る症状。
さらに今週月曜日、久しぶりに雨が降りました。
すると、収納下部より漏水が。
これは、家の中の問題ではなさそうですね。
ということで、外へ。
敷地内部から下水へ流れる部分に滞りがありそうです。
アコーディオンフェンスの下の点検口を開けてみましょう。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、底に見えている水面までは60㎝ほどあります。
水が溜まっているように見えるのは油です。
ここに油面が見えるということは詰まっているということ。
薬品で油を溶かし、ワイヤーブラシでつまりを解消します。
これが正常な状態。
キッチンで水を流していただき、水漏れの解消を確認いたしました。
もう1件は、水栓柱を取りつけている壁のタイルの修繕です。
水栓柱を取付けているタイルが浮いていますね。
引っ張られる力が20年以上もかかったことにより、力尽きたようです。
先ほどの写真では見えていませんでしたが、少し下のタイルも外れそうでしたので、一旦取りはずします。
何事もなかったかのように修復されました。
この段階で放っておかれてしまうと、何かのはずみで割れてしまったりするんです。
そうすると、新しいものを用意する必要があるのですが、20年も経過していると廃版になっていたり。
となると、似たものを選ぶことになるのですが、どうしても違いが分かってしまって、せっかくのタイル貼りが台無しになってしまいます。
家の修繕は、気になったらすぐに何らかの手を打つのが正解。
皆様も住まいのお困りごとがありましたら、なるべく早くお声がけください。