コロナ禍、10月に入りました。
昨日、住宅展示場のチラシにこんなトピックが。
消費税率引き上げに伴う3つの支援策の一つ目、来年12月末までに入居すれば、住宅ローン減税の控除期間が13年間になるという記載があります。
これだけ見ると、まだこれからでも十分に間に合うように見えますね。
もともと今年の12月末までに入居することが条件だったのですが、コロナの影響で遅れる可能性があるため、1年延ばすという、『住宅ローン減税適用要件の弾力化』が今年の5月ごろ決まりました。
しかしこれには条件があり、新築の注文住宅の場合、今年の9月末までに請負契約を結んでいなければなりません。
ですので、これから注文住宅を建てようと考えている方はもう間に合わないのです。
チラシには小さく、所定の条件を満たした上で来年の12月末までに入居すれば対象となります。詳しくはモデルハウス・ショールームへご相談ください、とあります。
住宅展示場のチラシとしては、ちょっと不親切ですね。
一方で、13年間の控除を延長しよう、という動きもあるようです。
こちらは来年度の税制改正で、減税期間13年の延長が検討されているようです。
これから家づくりをされる方には、朗報になるかもしれません。
さて、お店のある事務所、工事が進んでおります。
断熱工事まで終了しました。
床の養生をしっかり行い、内装の工事に入ります。
道具やら部材が散乱することなく、きれいな現場でしょう?
左の端にほうきの先が見えますが、その奥にも
のこぎりやその隣の角度定規なども柱の高いところにかけて、邪魔にならないように、それでいてすぐに使えるように納めています。
ちなみに角度定規とは、筋交いと柱がぶつかるところなど、直角に交わらない部分を正確に測る定規です。
黄色い丸で囲んだのは、コンセントやスイッチの位置です。
といっても配線はまだ。
この段階で設計された位置に仮置きし、お施主様にチェックしていただくようにしています。
図面だけだと使い勝手がわかりませんので。
こちらは2階の事務所スペース。
整然としていますでしょ?
1階のお店と事務所です。
大きな開口部の手前がお店の土間で、もう一段段差があって、事務所に入ります。
一番下の土間の床をつくっています。
なるべく高さを出さないで、断熱性とクッション性を確高めるようにしています。
その手前が一段高くなっている部分です。
なぜこのような段差をつくっているかというと、土間スペースと事務所スペースの高低差が35㎝ほどあるからです。
通常階段の高さは18㎝~20㎝ほどで、23㎝以下にするのが決まりです。
なので35㎝の段差を2つに分けて、ちょうどよい段差をつくりました。
さて、工事はいよいよ後半戦に入ってまいります。