いつも大変お世話になっているお寺様より、フェンスを新設したい、とお声掛けいただきました。
左奥をご覧いただくと、黒いアルミフェンスが連なっていますが、途中で途絶え、コンクリートの擁壁がむき出しになっています。
見栄えが悪い、ということで既存のコンクリート擁壁の手前に黒いアルミフェンスを設置します。
必要なアルミフェンスの数を割り出すために採寸を行います。
上部のALCコンクリートの壁面にナンバリングしているのは、その幅が1枚60㎝なので番号をふれば、横幅のサイズがわかります。
6番までふって、また1番に戻っているのは、そこで角度がついて曲がっているためです。
コンクリート用のビスで柱を留めます。
奥のフェンスの取り付けが終わっている部分と、手前のこれから設置するところで、敷地形状に沿って角度がついています。
引いてみるとこんな感じ。
印象が全然違いますね。
壁面に、黒い幔幕を張ったように見えます。
コンクリート擁壁がむき出しだった時は、寂しいお墓といった印象でしたが、厳かな格式の高い雰囲気に仕上がりました。