先月3日、大雨の際、一部地域にひょうが降りました。
窓や屋根に穴が開いた!というニュースが相次ぎましたが、こちらがその激しさを物語る写真です。
雨樋を直撃、破壊しました。
垂直に立っている雨樋にも横からのひょうでこのような穴が開きました。
幸い、火災保険に入っていらっしゃり、自然災害による被害ということで、保険での修復が適いました。
足場を組み、被害を受けた雨どいを撤去し、新しいものに交換します。
復旧いたしました。
穴の開いた樋もこの通り。
9月の台風シーズンを前に、家の防災対策相談会を予定していますが、6月のひょうでこんな事故が起こるとは。
油断なりません。
別の現場では、屋根の塗装工事を行いました。
鳥の糞やサビで劣化したトタン屋根。
このまま放置しておくと、劣化が進み、いつか雨漏りなどの被害が出ることでしょう。
メンテナンスをしておきます。
ケレンとは、塗装面のさびを落とし、塗装がしっかりと密着するように下地の処理を行う作業です。
この作業がいい加減だと、きれいに仕上がらないだけでなく、耐久性が落ち、すぐに塗料がはがれたり、サビが発生したりしてしまいます。
しっかり下地処理を終えたら、まずはさび止めを塗ります。
サビ止め塗装を終え、しばらくしたら、中塗りを。
最後に上塗りで仕上げます。
3度に分けて塗ることで、密着性を高め、塗膜の厚みを確保します。
きれいに仕上がりました!
そのまま放っておいて穴が開き、屋根を葺き替えるとなると大ごとですし、地球にも優しくありません。
過酷な外気に常にさらされている外装を長持ちさせるには定期的なメンテナンスが欠かせません。
10年以上放置されている場合は、一度点検されることをお勧めいたします。