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Date:2016年12月2日 | Category:

前回ご紹介したマンションリノベーション@清新町。

当初計画から、どのように仕上がったかをご紹介しました。

このマンションは築33年。

『当初プランから、どう完成したかはわかったけど、ビフォーアフターも見たい』

というお声を頂きましたので、比較できる写真があるものを見比べたいと思います。

まずはアイキャッチ画像でも使用しているリビングから。

 

リビング_ビフォー

リビング_ビフォー

 

もともと5LDKだったマンションです。壁がせまっているでしょ?

これがどうなったかというとこんな感じ

 

LDK_アフター

LDK_アフター

 

左側個室の壁を取り払い、床を無垢フローリングに張り替えています。

この写真だけではわかりませんが、この床に張替える際、2つのポイントに
注意して張替えを行いました。

1つは、段差を解消したこと。

廊下の下には配管が通っていた為、LDKより少々上がっていました。

ビフォーを拡大するとこんな感じです。

 

段差アップ

段差アップ

 

2つ目は音の問題。

こちらのマンション、音に対して非常に厳しい規約を設けていました。

たとえば、カーペットの床をフローリングにしたくても、やむを得ない事情があるか、
1階で下の方に迷惑がかからない場合のみ認められるのです。

そうだとしても騒音対策は万全を期さなければなりません。

前回ご紹介したお話と少しかぶりますが、ご紹介しておきましょう。

この床の構造はこちら。

 

二重床に

二重床に

 

このように新たに載せる床を支える床束を設置します。

高さが揃わないところは束で高さを調整。

 

高さ調整

高さ調整(写真はリビングと廊下の境ではありません)

 

その上にパーチクルボードを施工。

 

パーチクルボード設置完了

パーチクルボード設置完了

 

さらに、構造用合板を載せて、フローリングを施工します。

 

パーチクルボード→構造用合板→無垢フローリング

パーチクルボード→構造用合板→無垢フローリング

 

これでようやくマンションの規約を守れるレベルまで抑えられます。

でも、厳しいということは、それだけ暮らしやすいということですね。

 

さて、本題に戻りましょう。

 

リビング

リビング

 

こう見ると壁が迫っているのがよくわかります。

これがどのようになったかというとこんな感じ。

 

リビング_アフター

リビング_アフター

 

壁を撤去し、ドドーンと広くなりました。

TVの奥側、隣室への入口も窓側にずらし、天井まであがっているのがわかります。

この高い出入り口が開放感を出しています。

 

この先は旧和室。

 

和室

和室

 

ここが例の図書室になりました。

 

図書室

図書室

 

全然違う印象ですね。

この左、和室の押入れでした。

 

押入れ・床の間

押入れ・床の間

 

こちらはこんな感じ

 

脱衣所に通じる

脱衣所に通じる

 

床の間・押し入れは裏側のリネン庫にゆずり、通り道をつくり回遊できるようにしました。

裏側から見ると、

 

洗面脱衣室

洗面脱衣室

 

左手お風呂、右手洗面台、洗濯機置場で、ドンつきの洗面脱衣室でした。

これが、通じたわけです。

 

洗面脱衣室_アフター

洗面脱衣室_アフター

 

抜けた!って感じがしますね。

 

玄関_ビフォー

玄関_ビフォー

 

玄関はというと、

 

玄関_アフター

玄関_アフター

 

左にベンチを置いて、右手には天井までの大容量シューズボックスを取り付けました。

 

リビング

リビング

 

最後はリビング+洋室。

昔はこういう間取りが主流でした。

 

リビング_アフター

リビング_アフター

 

う~ん、時の流れを感じますね。

やはり年数が経過して、今の暮らしに合わないマンションはリノベーションをすることで
断然住みやすくなるのがわかります。

マンションは構造躯体(スケルトン)が丈夫なので、内部(インフィル)を改善してあげることで
新築のように生まれ変わります。

古いままガマンして住むのはもったいないような気がするのは私だけでしょうか?

 

『いくらくらいかかるんだそう?』、『工事の期間はどれくらい?』など、ご興味のある方は
お気軽にお問い合わせください。

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