当社では8月13日~16日まで夏季休暇をいただきます。
ご不便ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
さて、先週ご紹介させていただきました、注文住宅大改装。
今週は、完成した建物をご紹介しましょう。
まずは思い出していただくために、工事前の様子から。
この築30年以上の建物がどうなったかというと、
こんなに綺麗になりました。
先週の様子を見ていただいた方にはわかると思います。
なんせ基礎と一部の柱を残して、建て替えたのも同然。
基礎が同じなので、基本位置は同じですが、少々増築もしております。
並べてみましょう。
アフターの写真の玄関の奥、丸い照明のあるところが増築部分です。
増築部分を合わせて、延床60㎡です。
4人家族で暮らすので、それでも余裕はありません。
この増築部分が暮らしやすさの鍵を握るということがお分かりいただけると思います。
雨に濡れない庇をつけ、急な段差を解消する階段も新設しています。
基礎の立ち上がりは元々のものを強化しています。築30年のままとは思えませんよね。
玄関に入りいました。
大きな姿見の前、たたきはモルタルの金ゴテ仕上げで綺麗に仕上がっていますね。
こちらが玄関入って正面の眺め。
階段下を開放された棚にして機能的に使いました。インテリア的にも素敵でしょ?
なんせ広くありませんから、なるべく閉じないで活用していきます。
はい、向こう側玄関です。
玄関との仕切り引き戸はポリカーボネートで光を通すタイプです。
そのお隣は、お手洗い。
省スペース型のタンクレスですが手洗いも付いています。
鏡とたなとタオル掛けも省スペースで機能的なものを使いました。
こちら4帖半の和室。
昼間はリビングの一部として使えますが、夜は御夫婦の寝室になります。
収納も必要ですから、吊戸棚にして、その下部は窓をもうけ風を通します。
寝るときには、足がすっぽり収まるイメージです。
和室に天窓を設けたのは、リビングにも光を取り込むため。
どうしてももう1部屋必要でしたが、右側の壁はお隣と近すぎて、光は入りません。
ここに和室をつくると、リビングが真っ暗になっちゃう。そこで、天窓を採用したわけです。
リビングにも光が届いているのが分かるでしょ?
引き出しの影で。
確かに広くはありませんが、和室と一体化すると、余裕ができます。
延床60㎡のマンションのリビングより使い勝手が良いと思います。
小上がりに座ってTVを見ればちょうど良い間合いです。
キッチンも工夫しています。
流しの真上、ほぼ目線の高さまで吊戸棚を下げ収納力を確保しました。
こちら、反対側の食器棚。
炊飯器、電子レンジ、トースター等、電化製品置き場も設置しました。
この奥、左手に、
洗面室があります。
そしてこの廊下の反対側が、
脱衣室を兼ねた洗濯機置き場と浴室があるのです。
機能的でしょ?無駄にしている場所はありません。
そろそろお2階へ
階段の天井にも天窓を設けました。
この天窓からリビングに光を取り込んでいます。もう一度その写真を。
ね?階段の上から光が漏れているでしょ?
TVボードのある向かって左側が南なのですが、隣地が迫っているためほとんど光が入らないのです。
2階階段の足元にも小窓を設けて採光通風を確保しました。
その正面には、子供部屋と分け合って共用の収納スペースをつくりました。
こちらはお嬢さんのお部屋。
デスクは大工さんの手づくり家具です。
こちら収納スペースです。
予め仕切りを作っています。
こちらの引き戸はもう一つ仕掛けが、
はい、1枚の引き戸は姿見になっています。
この引き戸よく見ると4枚あります。
3枚にして、一番奥に鏡をつけてもいいのですが、いつも見えていると気になる、
ということで4枚引き戸の一番奥を姿見にしています。
こちらはご長男のお部屋。
アクアリウムがご趣味ということで、水槽設置用のカウンターを造作しました。
今更ながらですが、床の無垢材はパイン材を使っています。
2階の廊下の上には小屋裏収納も設けました。
大人4人の暮らしですから、収納できるところはすべて活用します。
決して広くはありませんが、これだけあれば、季節の用品や思い出グッズなど
ほとんど使わないけど捨てられないものなど、相当しまえますから。
いかがでしょう、ほぼ新築の装いでしょ?
狭くて古くてどうしよう?とお悩みであればご相談ください。
狭小住宅に関しては、様々な経験をして実績を積んでいます。
きっとベストなご提案ができると思いますよ。