こちらのほうが先に完成しましたので、ご報告いたします。
その時のお写真はこちら。
したがっていらしたのですが、お住まいの方にご協力いただけず、
やむなくそのままとなっていました。
その方が体を壊されて施設に入ることになって、ようやく改修することに
なったというわけです。
独身男性が長らくお住まいになられ、体を壊して施設に入られた、ということで
退去後の様子は大変な状況でした。
この場でご紹介するのもどうかと思いましたが、こういうことで
お困りのオーナーさんとか、古い家にお住まいで『この家どうしよう?』と
お悩みの方もいるかもしれない、そんな方には事例としてお役に立てるかも
と思い、ご紹介したいと思います。
退去後の様子はこちら
日々の換気があまいとこのようになるんですね。
キッチンお風呂はというと、
でも現実です。長く使えばこうなる方が自然かもしれません。
さて、このおんぼろアパートを、再び復活させるために。
まずは、レイアウトの全貌をご紹介しましょう。
元々、むりやりダイニングキッチンの広さを確保したために、
キッチンの隣にいきなり浴室がありその隣に冷蔵庫、洗濯機、トイレが
並んでいました。
これを思い切って1Kの間取りに変更し、洗面、浴室、トイレの水回りを
一つの個室に収めます。
そして、引き戸でつながっていた和室を洋室にし、水回りと個室の独立感を
高める計画です。
さて、工事。まずは、壁を取り払います。
壁を取り払えば、内部は綺麗。築50年とは思えません。
50年前の当社、国工務店施工です。
この状態にして、断熱材を施工し直し、耐震補強も行います。
このお部屋は2階ですので、壁を強化します。
これにより、耐震性、耐風性、気密性、さらに防音性まで高まるんですね。
この壁と断熱材だけでも住みここちは格段に上がります。
お待たせいたしました、それでは完成した様子をご紹介いたしましょう。
まずは玄関から
その左手は・・・・そう、洗濯機置き場。
元の玄関スペースを拝借しました。
扉で締めれば気になりませんね。
そもそも1K。そんなに広い玄関はいらないでしょ?
そして、玄関をはいると右手にキッチンがあります。
正面から見るとこんな感じ。
それでは、水回りの個室、まずは洗面化粧台。
ユニットバスに付属した洗面化粧台ではありません。
独立型の洗面化粧台。
年頃の女性でもお使いただけそうです。
そして、一歩入って左を向くとトイレです。
従前は和式でした。
写真ではご紹介しませんでしたが、すごい惨状でした。
そんな面影は全くありません。
こちらがユニットバス。
普通の家族用のお風呂のように入れます。
おひとり様で暮らすにはちょっと贅沢かな?
そして、カビだらけだった和室は・・・
床をフローリングに張り替え、素敵な感じに仕上がりました。
壁も全部取外して、断熱材、構造用合板、ボード、クロス、と仕上げていますので、
気になるニオイも全く感じられず、空気感なども新築そのものです。
クローゼットのお隣は冷蔵庫置き場。
壁をはさんでキッチンが来ますので、ここがちょうど良いのです。
すっかり生まれ変わりました。
構造がしっかりしていれば、築50年でもこのようにすっかり生まれ変わります。
古い家を建て替えようか、改修しようかお悩みの方は、ぜひお声がけください。
しっかりと現状を確認させていただき、お客様の立場に立って
できることできないこと、メリットとデメリットをわかりやすくご説明させていただきます。