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Date:2016年3月15日 | Category:

本日は、現在仕掛り中のリノベーション工事を行っている現場の模様をお伝え致します。

もう30年以上経過した、鉄骨の柱でALCというコンクリートの壁を支えている住宅です。

お客様のご要望を整理しますと、

①冬寒いのを何とかして欲しい!

②2階のキッチンを1階に移して欲しい。

③お風呂を広くしたい

④洗面化粧台を使い勝手いいものに替えたい

⑤全体的に綺麗に仕上げて欲しい、

ざっと、こんなご要望でした。

レイアウトが大きく替わるのは、1階部分ですので1階の現状と、リフォーム後の

間取り図をご紹介しておきましょう。

 

現状→リフォーム後

現状→リフォーム後

古いお宅ですから、間取り図は残っていませんので、手書きで再現しました。

レイアウトの変更は、もともと和室があったところをキッチンにする計画です。

また、洗面脱衣所>浴室だったものを、洗面脱衣室<浴室に逆転させることで

浴室を広くする作戦です。

さあ、行きましょう、まずは、①冬寒いのを何とかして欲しい!

 

内壁を外したところ

内壁を外したところ

はいこちら、1階階段横の仕上げ材を外したところです。

この壁がコンクリートパネル=ALCです。

ということは?・・・そう、断熱材が入っていないのです。

昔は多かったのです。

コンクリート打ちっぱなしの家=断熱材なしで結露ジャージャー、なんて家が。

ほぼそれと同じですね。

これは寒いはず、というわけで断熱材を施工します。

 

断熱材施工中

断熱材施工中

ALCの内側を、スタイロフォームという断熱材で覆っていきます。
断熱材がないところがあると、そこから冷気がどんどん入ってきてしまいますので、

全て覆います。

スタイロフォームとは、ダウ化工社が作る断熱材で、軽くて丈夫で加工がしやすく、

水に強く、断熱性能が高いという特徴があります。

ダウ化工社とは、世界最大の化学メーカー、アメリカ合衆国 ダウ・ケミカル社と

日本の旭化成工業が出資してつくった会社です。

 

ここはどこ?

ここはどこ?

さてここはどこでしょう?
これがスッとわかっちゃう方は、家づくりの上級者です。

正面やや左上に、上下に板が貼っています。

この板は、何かを固定する際に使う下地です。

左の2列は、吊戸棚を固定し、右の上下幅の広い下地でレンジフードを固定します。

そう、キッチンを正面から見たところですね。

やや右上から飛び出ているのが、換気扇のダクトです。

 

コード類

コード類

最近は様々なデジタルデバイスの普及により、配線がいやになるくらい増えていますね。
そんなコード類をいっしょくたにまとめました。

新たに追加するときにも追加しやすいように、さや管ヘッダー式にして、壁を破らずとも、

点検や配線の追加や削除を行えるようにしています。

 

断熱性の高い・・・?

断熱性の高い・・・?

こちらは・・・・そう、浴槽ですね。
温かいお湯が浴槽の中で冷めないように、断熱材でおおっています。

もちろんユニットバスですので、このようにむき出しになっているわけではありません。

 

浴室

浴室

これが工事中の浴室です。
下部はまだお見せできる状態ではなかったので、上部のみ。

断熱材も入ったので、これまでのような寒さから、解放されることでしょう。

今日のところはここまで。

続きは、改めてご紹介させていただきます。


ここにきてリフォームのご依頼を多くいただいております。

 

賃貸住宅大改装

賃貸住宅大改装

こちらは賃貸住宅の1室をリフォームしている様子です。

かなり汚れていたため、骨組だけ残して室内を刷新します。

こちらも工事が進み次第、この場でご紹介できれば、と思っております。

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