「不動産融資、26年ぶり最高」、
「マンション価格過去最高=バブル上回る」、
「戸建て住宅、人気じわり マンション価格高騰余波」
最近耳に入ってきたニュースです。
要はこういうことでしょうか、
「異次元緩和、ゼロ金利と続き、お金の行き場がなくなって不動産市場に流入してきた。
投資資金は事業用物件だけでなく、マンションにも向かった。
結果的に実需でマンションを探している方が、高くてやってられないと
戸建て住宅に向かい、戸建ての人気が高まっている。」
でも、戸建ても土地が上がっているのは一緒じゃないの?
と思いそうですが、もちろんいっときに比べれば上がっているのでしょうが、
戸建て住宅に向くような狭小地は、まとまった投資資金が向かわないので
マンションほど大きな影響を受けないのでしょう。
また、狭小住宅の場合、土地の大きさによって、ある程度総額をコントロール
することが可能ですよね。
ここのところ当社にも、狭小地を購入して注文住宅を建てたいという
ご要望が増えているのはこういうことかもわかりません。
そうでなくても戸建てのメリットは大きいですよね、
駐車場代も管理費もかかりませんから、ランニングコストも含めて、選びやすいですよね。
そんなことを思いながら、中古マンションのリノベーションの続きをご紹介します。
さて、2週に渡ってビフォーアフターの展開でご紹介してきましたが、
そもそもリノベーションしているのでビフォーと比べられない部分があります。
そのお写真を中心にご紹介していきましょう。
まずは、玄関側の洋室の壁をとっぱらってつくったカウンターデスク。
ゆうに3人並んで座れます。本もたくさん仕舞えます。
引いたアングルをご紹介しましょう。
廊下だった部分もまるまるリビングとして使えるので開放感抜群な上、
必要な収納もしっかり確保できました。
中央奥にはすぐ玄関がありますが、引き戸のおかげで視線も、冷暖房効率も
損なわずに済んでいます。
狭い部屋がバラバラに2つあるより、繋げて開放出来る方が何かと便利です。
これは、ビフォーの写真がありますので、もう一度おさらいしておきましょう。
ウォークインクローゼットも作っています。
右側にあった麩の戸袋を左側に移しました。
閉めてもやわらかい光が入ってきます。
さて、ウォークインクローゼットに変身した旧押し入れを見てみましょう。
1.5帖の押入れだと布団とカラーボックスくらいしか入りません。
倍にしてあげることで、
左手に布団とカラーボックス、正面に小物や重要書類、右手にはハンガーポールで
洋服もかけられるようにしました。
さて最後に洋室にあった狭くて使い勝手の悪かったクローゼット。
1帖はありませんが、掃除機等の縦にかさばるものをしまうのにもってこいの収納です。
リノベーションのもうひとつの魅力は、あらかじめ仕舞う必要のあるものをリストアップし、
収納計画を建てて設計することができることです。
76㎡の限られたマンションに、シューズクローク、書棚×2、リビング収納、各洋室収納、
和室の床下収納、ウォークインクローゼットと必要なものを効率よく、その上見た目にも
美しく見えるように設計しました。
中古マンションリノベーションの取り組みは、当社が得意とする狭小住宅のノウハウが
活かせます。
検討されている方はぜひお気軽にお声がけください。