築30年ほど経過したお住いの浴室改修工事をご依頼いただきました。
10年ほど前に当社でお住まい全体のリノベーション工事を担当させていただきましたが、その時に「お風呂はまだ使えそう」ということで手を付けませんでした。
遠目の様子ですが、それほど古くありません。
給湯器も30年の間には交換していますので、リモコンも新しい。
浴室パネルのマーブル柄もモダンな雰囲気です。
そんなお風呂をなぜ交換するのか?
その理由は寒いから。
約30年前=1990年頃は、住宅性能表示制度ができる10年前。
なので、寒さに対する備えがあまりにも不十分だったのです。
その問題を解決すべく、今回導入したのは、浴室全体を保温材で包む、パーフェクト保温を装備したタカラスタンダードの浴室です。
天井24mm、壁16mm、床15mmの保温材で完全に浴室を包むので、真冬で家の中が寒くても、浴室自体の保温効果が高いので、冷気の影響を受けにくいというわけです。
築年数が古く、断熱性が高くない家の浴室改修にはもってこいだと思います。
浴室を交換するにあたり、浴槽の搬入・搬出には壁面を一部解体する必要があり、やり直したところです。
壁が黄色みがかっているのは、これから仕上げる漆喰の塗り仕上げ前の下地処理をしたから。
パテで石膏ボード面の凹凸を平滑にしています。
というわけで仕上げ中。
無事に完成しました。
「お風呂が寒い!家も寒い!どうしたらいいの?」
とお悩みの方、少なくないと思います。
ヒートショックの最も起こりやすいお風呂の改修は、それ単体でも高い断熱性を発揮する商品がありますので、お気軽にご相談ください。