数年前、雨漏りがする!とお声掛けいただいたお客様から、室内をきれいにしたい!とお声掛けいただきました。
白い〇で囲んだ部分、ガムテープで補修しています。
雨漏りの跡ですね。
その後、無事に雨漏りは止まったようです。
今年のお盆に、ご自宅に来客があるそうで、リフレッシュすることになりました。
天井はクロスを貼り、畳を替えます。
この通り。
天井の欠損もなくなり、畳の青さがまぶしく、いぐさの香りがしてきそうですね。
こちらはダイニングを仕切る引き戸。
白い囲みはガラスが割れてしまって、チラシのような紙で穴をふさいでいます。
ガラスは危ないですね。
ということでアフターはこちら。
何ら変わらないように見えますが、このすりガラスのように見える素材はポリカーボネートという、軽量で強靭な透明の素材です。
ガラスのように割れず、建具に使ってもほとんどの場合危険はありません。
もう一つ変わっているのは手前の床。
畳からフローリングに変更しました。
というのも、
このようにダイニングテーブルを置いて使っているお部屋なので、フローリングのほうが都合が良いのです。
こちらはお仏壇のある和室。
畳に加え、
襖も刷新しました。
畳と襖が新しくなると、素敵な和室に蘇ります。
こちらはお手洗い。
気になるのは壁ですね。
こちらは下地処理をしっかり行って、
クロスで仕上げました。
まだ十分使えるトイレ本体はそのままに、内装だけ改修しています。
正面の建具がトイレ、左手はキッチンに行ける動線でしたが、今は収納を向こう側に置いてアコーディオンカーテンで仕切り、板を渡して通せんぼしています。
ちょっと見た目に気になりますね。
ということで、古くなったトイレの建具を交換し、同じ素材の戸板で塞ぎました。
これで、気になるところは概ね改修完了です。
お住まいは、気になるところがあれば、その都度手を入れ、長く愛着を持って暮らすのがベスト。
モノの値段が上がるこれからの時代は、この当たり前の考え方が主流になると思います。
K様、ありがとうございました。