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Date:2021年6月25日 | Category:

以前からお世話になっているご近所様より、床暖房の設置と浴室リフォームのご依頼をいただきました。

まずは床暖房の設置工事からご紹介しましょう。

リビング ビフォー

大きな掃き出しの窓があって、冬は寒そうですね。

このリビングの7割がたを占める約10帖ほどの床暖房を設置します。

既存の床の、修繕が必要な部分は補強を施し、そのままその上に敷きます。

和室とリビングの段差

リビングと和室の間にあるこの段差を解消するように高さを調節します。

温水パネル設置

こちらが温水パネル。

左の上部にも一部見えていますが、左側は既に設置済み。荷物を移動しながら半分づつ敷いていきます。

窓側

こちら反対側からキッチン側を見たところ。

右手側は、温水パネルの上に新しいフローリングが設置されています。

洗面脱衣室ビフォー

こちらは今回リフォームする洗面脱衣室と浴室ですが、この洗面脱衣室にも床暖房を設置します。

洗面脱衣室と浴室は、ヒートショックが起こりすく、あまりに寒いと危険な場所として知られています。

アフター

古い洗面台を撤去したところから下を見て撮影しています。

右手が浴室です。

足元には新たに洗面台と洗濯機パンが設置されるので、床暖房は不要ですね。

今回採用するのはガス式の床暖房です。

ガスでお湯を温め、温水を循環させます。

新たに給湯器を設置して温水を循環させる配管を通します。

配管

このように床下に配管パイプを通しました。

今回は、床暖房用の給湯器を新設しました。

床暖房も兼ねる給湯器もありますが、お値段的に倍くらいの費用がかかり、既存の給湯器もまだ新しいモノでしたので、追加することにしました。

また、リビングと洗面脱衣室の床暖房は、1つのルートでつながるのではなく、別々にしています。

というのも、一つにしてしまうと、いつも一緒に稼働することになってしまうため、使い勝手が悪いからです。

続きまして、浴室の交換です。

浴室ビフォー

昔のお風呂は窓を大きくとるのが主流でした。

今回の窓は大きい上に出窓です。

これでは、真冬の洗い場はとても寒いことでしょう。

最新のシステムバスに交換します。

解体中

古い浴室をすべて撤去したうえで、出窓があった壁を一度壊して新たに作り直し、窓も小さくしました。

外からビフォーの様子をご紹介すると、

外 ビフォー

こんな感じでした。

この出窓を取っ払って、

アフター

壁面を新設して、新たに小さい窓を設置しました。

グレーに色が変わっている部分が作り直した壁面です。

当然ですが、この後、塗装で仕上げます。

断熱材

撤去した後の断熱材。

中央下の部分が破けて劣化していますので、左手の壁面に断熱材を施工する際に、この傷みも直します。

システムバス据え付け

新しいシステムバスに切り替わりました。

ここだけ見ると、完全に新築の装いです。

脱衣室

床暖房が入った洗面脱衣室もこの通り、クロスを張替えきれいになりました。

廊下アフター

床に違和感のあった廊下のフローリングも張り替えています。

住まいのお困りごと、解決いたしました。

冬の寒い時期に今回のような冬対策リフォームを行うのは、ただでさえ寒いのに数日間、さらに寒い思いをしなければならないので大変です。

冬の寒さ対策は、寒くないこの時期に行うのが賢いですね。

Nさま、ありがとうございました。

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