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Date:2024年4月23日 | Category:

会社経営をされているオーナー様より、寮の改修工事をご依頼いただきました。

室内ビフォー

左手上部にエアコンが見えていて、その中央に壁があります。

1つのお部屋を2つに分けてお二人で使っていただいていたのがわかります。

向こう側のお部屋はこちら。

室内ビフォー2

窓の上にエアコンが見えますね。

寝るだけでしたら十分な広さだし、エアコン1台で両方に行き届くので効率も良い。

でも、こちら側のお部屋は、窓が一部にしかないので少々暗め。

時代も変わり、やや窮屈に感じられるので、1部屋に戻す工事を行います。

1部屋に

中央を区切っていた壁を撤去し、床壁天井を刷新。

扉も引き戸に変更しました。

正面から

これだけ広いとお休みの日も寛げますね。

これを機にトイレも、

トイレビフォー

和式トイレから洋式トイレに変更します。

1つ問題となるのは、和式トイレの場合、便器の前に立つスペースだけ確保できれば良いのですが、洋式トイレは立ち上がる時に前傾姿勢をとれるだけのスペースを確保する必要があります。

アフター

きれいに仕上がりましたが、窓の位置を確認していただくと、ビフォーに比べて窓枠の左側に壁ができているのがわかります。

その分、トイレを拡げているのです。

トイレを拡げた分、どこの場所がとられたかというと、

ダイニングキッチン

キッチンです。

右手、引き戸のドア枠から壁が伸びていますが、その分トイレのスペースが広くなっています。

キッチンはシンクとワークトップが狭くなりますが、工夫すれば何とかいけるでしょう。

それよりも、和式トイレを洋式トイレにすることを優先されました。

ご判断の通り、この方が生活の質が上がると思います。

もう一部屋も

洗濯パンのあるもうひとつのお部屋の内装も完了しました。

一方で、外回りにも問題が。

屋根補修

築年数がかなり経過しているので、雨漏りも一部に発生。

瓦の下に防水シートなどはなく、昔ながらの工法で葺かれていました。

屋根全体を葺き改める工事を行うと、撤去費用なども発生し、かなりの金額になるので、傷んでいるところを改修する対処療法で様子を見ることとしました。

これで改修工事は完了です。

新たに暮らす方をお迎えする準備が整いました。

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