すっかり秋めいてきました。
肌寒い日もありますが、ここのところ日中は暖かく過ごしやすいですね。
暑すぎず寒すぎず雨も少ない、1年のうちで一番過ごしやすい季節かもしれません。
一日、一日を大切にしたいですね。
さて、本日は千葉県流山市で取り組んでおります、
居室のリフォーム工事の模様をご紹介しましょう。
お施主様は、お寺の若住職さま。
お寺とつながっているご住職のお住まいの2階がずっと使われていませんでした。
古い建物ですが、改修して若住職の御子息様のお部屋とか、
趣味を楽しめるお部屋とか、休息できるお部屋に改修したい、
というのが今回のご要望です。
リフォーム中のお部屋がこちら。
正面の収納はそろそろ完成します。
その手前は畳を敷いて寛げるスペースにし、右手にはソファーを置く予定です。
この写真は、先ほど左手に見えた窓を正面から見たところ。
夏冬の快適性を決める大きな要因は窓です。
最近はサッシや窓の性能も上がりましたが、古い窓は家の歪みから外が見えてしまうような
窓もあり、寒さ暑さをしのぐのが大変です。
今回は、既存の窓はそのまま残し、内側の障子があった場所に、
LIXILのインプラスを内窓として、設置する予定です。
インプラス・・・堤真一さんのCMが印象的でした。
『家に温もりが足りないのは夫婦の問題ではなく、窓の問題では?』
節電機運が高まったこともあり、大ヒットした商品です。
こちらは向かって右側の窓。
奥に見える屋根がお寺の屋根です。
緑が美しい。
はい、もう一度、窓リフォーム前の写真、
ではありません。
インプラス設置後の写真です。
障子のような窓ガラスのついたインプラスです。
畳敷きの和室になりますので、光を和らげ目隠しにもなる障子のような
ガラスがちょうどよかったのです。
こちらは、襖で仕切る二間続きだった和室を、壁面収納で完全に個室として使えるようにしました。
書籍がもともと多く、ご趣味のジオラマ(立体模型)の収納などにも使います。
こちらも大工さんの手作りです。
こういう個別の状況に応じて最適なオーダー家具を手作りでできるのが、
家具を作れる社員大工がいる、当社の強みです。
家具に使う木は主にシナランバー。
正面に見えるローボードの面材は、ナラの集成材です。
いずれも芯(コア)がしっかりしているので、安定感があります。
近く、完成した写真をご紹介します。