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Date:2024年9月27日 | Category:

先月、猛暑の中、地元江戸川区で新築工事が始まりました。

解体中

まずは古家の解体から。

やり方

解体を終え、基礎工事を行うための根伐りを行い、砕石を敷き、転圧をかけ、防湿シートで覆いました。

床下の基礎に湿気が上がらないように配慮します。

建物の周囲に杭を打ち込み、板をはり、建物の基準となる高さや壁・柱のしんとなる位置を示します。

この後、捨てコンクリートといわれる地面に配筋の位置を書き記す工程を経て、

配筋完了

基礎の配筋工事を行い、型枠を設置しました。

この後、基礎の立ち上がりの配筋を挟むように、内側に型枠を設置し、コンクリートを打設。

完了した模様がこちら。

基礎コンクリート打設完了

立ち上がり部分から、金物が突き出ているのがわかります。短い金物がアンカーボルト、角にある長い金物がホールダウン金物といいます。

アンカーボルトは、この後立ち上がりに載る土台と基礎をがっちりつなぐもの。

ホールダウン金物は、柱と基礎をこのようにつなぎます。

参考写真

このホールダウン金物は、阪神淡路大震災のときに、大きな縦揺れで、基礎から柱が抜け落ち、多くの住宅が倒壊した教訓から、2000年に改正された耐震基準から使われるようになりました。

耐震基準は、大きな地震が発生するたびに、その教訓から見直しがされています。

建材搬入

さて、その基礎の上に載る土台や床材が搬入されました。

防蟻材

ポリタンクには、シロアリの侵入を防ぐ防蟻材が入っています。

塗布

このように土台と、右に積んである床材に、1つ1つ噴霧していきます。

防蟻材の処理は、この土台と床材に処理したあと、いったん撤収し、

上棟へ

上棟後、もう一度、柱の下部、1mほどまで行います。

ようやく秋らしく涼しくなったので、熱中症の危険も少なくなり、作業がしやすくなりました。

粛々と工事を進めてまいります。

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