梅雨が近づいています。
関東甲信越の平年の梅雨入りは6/8頃。
予定通りだとすればあと10日ほど。
直近で最も早かったのは、2011年の5月27日。
6年前は、今日が梅雨入りだったわけです。
週間天気予報を見るとこれから1週間は、晴れそうですから
その心配はないようです。
でも、昨年は5日、一昨年は3日、その前が3日と、
ここ数年早めに来ています。
梅雨支度は、この1週間が勝負です。
押入れ靴入れなどの掃除とお手入れ、
カビ・ダニ対策、衣替えが終わっていなければ早めに済ませましょう。
洗濯すべきものはこの機会にまとめて洗いましょう。
忘れて梅雨入りすると悲惨です。
さて、先日ご紹介した流山市の屋根瓦葺き替え工事の
その後をお伝えしましょう。
まずは、大正時代に施工された瓦屋根、撤去の模様です。
先日もご紹介しましたが、ほとんど土に乗っけているだけですので
撤去は外すだけ。
土が露出しています。
あ~よかった、梅雨入り前にやって。
梅雨に入ってしまったら、梅雨明けまで待つようです。。
ちなみに関東甲信越地方の梅雨明けは、平年7月21日です。(梅雨なが!)
瓦を撤去したらお掃除。土を取り除きます。
土を除くとその下に野地板がありますが、そのままでは心もとないので、
新たな野地板も設置します。
野地板設置が終わると、防水シートで覆います。
一部、左奥に古い瓦が残っているのは、特に深い意味はありません。
大人数でやっているわけではないので工程を分けています。
中途半端に撤去して、時間がかかっているうちに雨が降ってきた!
なんてことにならないように、そのままでも問題ない状態にしておきます。
順調に工程が進みましたので、残りの屋根を撤去しています。
防水シートで覆った後、瓦桟を設置しました。
瓦はほとんど劣化しませんが、この瓦桟(かわらざん)はそうはいきません。
できるだけ長く持つよう、防腐剤を塗布しています。緑色に見えるのが、その防腐剤の作用です。
いよいよ瓦を設置します。
整然と並びました。
中央の棟(一番高いところ)の部分には、白い袋に入った『なんばん』という
建材を防水のために施工します。
う~ん、美しい。整然と。
ビフォーの写真を見直すと、
ビフォー
並べて見比べてみましょう。
ビフォーアフター
瓦葺きの屋根はいいですね~。趣があって。
修理して整然とすることで、なんかこう背筋がすっと伸びるような気がします。
瓦屋根、葺き替え工事の模様をご紹介いたしました。