当社のお近くにお住まいのお客様より、屋根外壁の修繕をご依頼いただきました。
写真中央の色が変わっている部分、屋根材が欠落してしまっています。
その同じラインの左手前、屋根材が重なっていて、上部の色だけ黒く、他の部分に比べると日焼けの程度が浅いのがわかると思います。
この屋根材は下にずれてしまっています。
欠落した屋根材は?とあたりを見回すと、
ありました。
幸い軽い素材ですので、お隣様への被害はありませんでした。
というわけで、新規に取り付けつつ、ずれたものは元に戻します。
こちらでこの部分は完了しました。
この屋根材、アスベストの使用が禁止された直後に施工されたものらしく、強度が若干、脆弱だったようです。
細かなヒビが多数見つかりました。
左手前に大きな亀裂、
写真中央のつなぎ目から左方向に、
このような長い亀裂も散見されます。
このまま放置しておくと、同じように欠落が続く可能性がありますので、この機会に一気にコーキング処理を行い、強化しておきます。
ご覧の黒い跡がそれです。
壁にもひび割れが見つかりました。
地震などでヒビが大きくなって雨水が浸入すると大変です。
しっかりコーキングを行います。
足場を組んでから初めて気づきました。
換気扇カバーの上部に大きなコーキングの亀裂が入っていました。
十分に厚みで、コーキングを打ち直しました。
住宅は四六時中、外気の紫外線や雨風にさらされています。
その環境は想像以上に過酷です。
10〜15年に一度程度は、屋根外壁をメンテナンスされることをお勧めいたします。