梅雨明け近し。
一気に暑くなりました。
くれぐれもご自愛くださいませ。
さて、「4人家族が暮らす狭小住宅@江戸川区」。
工事が進んでおります。
前回は断熱材を施工したところまでご紹介しておりました。
勾配のきつい小屋裏収納部分です。
断熱材の施工が終わりましたので、石膏ボードでふたをします。
天窓周辺の石膏ボードを取り付けています。
ちなみにこの天窓の下は吹き抜けで、さらにその下は階段室です。
1階玄関の引き戸を開けると、正面の階段室から光が射すという寸法。
ちなみに、電動で開閉もできるので、暑い季節、エアコンを入れるのはちょっと、という時は少し開けておくと、温められた空気がここから抜けます。
LIXILの断熱天窓「スカイシアター」という製品です。
ちょっと名前がカッコよすぎる気もしますが。
その手前側、小屋裏収納に入る為の通路です。
左手天窓の前と右手前が両方とも吹き抜けです。
正面、横にかかっている通路の一番下が梁、その上に構造用合板があって、無垢ニュージーランドパインのフローリングで仕上げています。
あたりまえですが、こういう通路も無垢のフローリングで仕上げます。
さあ、石膏ボードの施工が終わりました。
接合部分や釘の跡が残らないように下地を調整しています。
「でも吹き抜けの高いところや天井なんかは、施工が大変そう」
その通りです。
高いところの施工が大変なのに変わりはないのですが、足場はきちんと確保します。
さすがに梯子だけでは不安定で危険な上、効率も悪いです。
写真に写っているハシゴで上がった後、
この伸縮足場板に乗って作業を行います。
便利ですよねえ。
これだけの長さが必要な足場板だと、持ち運びがとっても面倒なんですが、1/3くらいまで縮めばぐっと楽になります。
狭小住宅の場合はなおさらありがたい存在です。
見た目強度が心配、という声もありそうですが、
ほら、この通り。
完全に乗っかって体重をかけても大丈夫です。
下地調整をしている職人さん、身のこなしが洗練されていますね。
親子二代でお願いしている宇田川内装さんです。
こちらが父上。
1階部分の仕上がりをチェックしていただいています。
来月には完成予定です。
ラストスパート、工事は進みます。