早いもので2019年も早1か月を終えようとしています。
寒い日が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?
立春まであと一週間。
今が寒さの底。
もうしばらく辛抱です。
『二世帯で暮らす注文住宅@墨田区』。
早速ご紹介してまいりましょう。
前回は基礎配筋までご紹介しておりました。
今回は基礎のコンクリート打設からです
耐圧盤とは、建物の重さを支える基礎の底の部分で、底盤ともいわれます。
とても重要な部分です。
重要な部分だけにいい加減な工事は許されません。
このスランプ試験というのは、耐圧盤に使われるコンクリートが適切な強度で作られたものか、テストするものです。
ある高さから、生のコンクリートを落下させ、コンクリートのてっぺんがどれくらい下がるかを測るんです。
あんまり固くても鉄筋に絡みませんし、柔らかすぎれば強度が足りません。
適切な水分量で作られていることを証明します。
検査機関に左側に見えるコンクリートを送り、固化後強度試験を行ってもらいます。
建物の構造工事が終了後、検査機関による中間検査が行われ、検査済証が交付されるのですが、この工程が行われていないと検査済証が交付されません。
耐圧盤の打設完了後、3日ほどで固化し、今度は立ち上がり部分の打設に移ります。
この立ち上がりの上に木の土台が載ります。
といっても直に載せるわけではなく、写真で見える黒い敷物=基礎パッキンをかませます。
左側に見えるカバーは、ネズミなどの侵入を防ぐ防鼠材です。
本格的な骨組みの工事が始まりました。
基礎の土台に載らない木は鋼製束と呼ばれる細い束で支えます。
この写真は2階の床を下からとったところ。
一番左の金物を見ると、少し羽子板のように見えませんか?
しゃもじのような・・・。これがハゴイタボルトです。
梁と梁を引っ張り合って締め、地震などで構造がゆるものを防止します。
上棟式の準備が始まりました。
餅が舞ってます!
紅白のお餅に、軽いお菓子。
あたってもケガしないように。
昔ながらの風習ですが、最近では行うほうが珍しいかもしれません。
家の新築を祝う素敵なイベント。
ご近所様とのつながりも薄れていくといわれる昨今、大切にしたいですね。
さあ、いよいよこれからが本番。
工事は続きます。