世間は新型コロナウィルス感染拡大のニュース一色ですが、そんな中新しい家づくりが始まりました。
衣食住の1つに挙げられる住まいは、生活に欠かせないモノの1つです。
今の住まいに不満がある方、新しい家が必要な方は、こんな中でもしっかり動いていらっしゃいます。
特に、半年前に8%から10%に上がった消費増税の支援策の一つ、住宅ローン控除の期間延長(10年から13年へ)は2020年末までに入居することが条件となっていて、うっかりしていると、「間に合わなかった!」ということにもなりかねません。
家づくり検討中の方にとってはチャンスであり、そのチャンスを活かす期間はそれほど残されていないと思って動かれることをお勧めいたします。
詳しくお知りになりたい方は、当社の家づくり相談会にご参加ください。
さて、本題の「47㎡の土地に建てる2階建て2世帯住宅@葛飾区」。工事が始まりました。
1階親世帯、2階とロフトに子供世帯で、玄関は一つですが、キッチン、トイレ、浴室、洗面化粧台は全て別々の、二世帯住宅です。
計画当初はビルトインガレージにできないか、というご要望もありましたが、さすがに居住スペースが狭くなりすぎるため断念。
それでも延床面積は1-2階合わせて61㎡、狭い中でも快適に暮らすアイディアが求められました。
水まわりを別々にすると建築費が上がるため、こだわるところはこだわりながら、そうでないところは徹底的にコストダウンを図り、メリハリをつけて予算内に収めています。
間口の広い整形地です。
住宅が密集しているのもお分かりいただけると思います。
古くからある住宅密集地ですと、こういうものが見つかる場合があります。
ど真ん中にある上を向いて切れた配管がありますが、これは以前に使われていた配水管です。
その奥にクランクのカーブを思わせるような配管があります。
これは、奥のお宅に続くガス管でした。
当該敷地を通って、都市ガスが供給されていました。
今回の建築計画の障害にはならないので特に問題はありません。
住宅が密集する城東エリアの低層住宅地では珍しいことではありません。
そんなことはお構いなしに工事は進みます。
基礎工事をするために、圧接をして防湿シートで覆います。
この圧接をした面が水平になるように、中央にある水平器=レーザーレベラーで測定しながら進めます。
基礎の骨組みとなる配筋を行っています。
配筋が終了すると、型枠を設置して、コンクリート打設工事に入ります。
工事は進みます。