先日、九州にお住まいの方から、メールでお問い合わせをいただきました。
『ブログのビルトインガレージのある2階建て狭小住宅@一之江を拝見させていただき、二階の作りが気になります。次回と書いてあったので、探していましたがどこにも見あたりませんでしたので、よろしければ間取り等教えてください。』
大変失礼いたしました。
すっかり、ご紹介したものと思っておりました。
7か月半も空いてしまいましたが、この場でご紹介させていただきたいと思います。
ビルトインガレージの左手、厚みのある壁は物置になっています。
ガレージの上がルーフバルコニー。
2階の図面をご紹介しましょう。
リビングにルーフバルコニーが続く、アウトドアリビングとなっています。
2階はパブリックスペースとして、リビングダイニングキッチンと水回りスペースがコンパクトにゾーニングされています。
こちらがちょうど階段正面からバルコニーを望む写真。お食事をするスペースと寛げるスペースが緩やかに区分けされています。
右手の造りつけカウンターは、ダイニングテーブル向かって右の椅子から、くるっと180℃回転すればスタディカウンターになります。
下部の本棚部分に比べて、カウンターテーブルを前に出しているので、足が入ります。
間口4m弱ほどありますから、家族4人で並んで勉強することもできるんです。
キッチンには、限られた空間に無駄なスペースをつくらないようにあらかじめ収納棚をつくっています。
狭小住宅に造りつけの収納は必須ですね。
キッチン脇の洗面脱衣室です。右手前から、洗面化粧台、洗濯機、左奥トイレ、左手前浴室です。
狭いながらも整然と並んでいます。慣れれば、想像以上に使い易いです。
あたりまえですが、狭小住宅はタテの空間をいかに生かせるかがポイントです。
ロフトに上がる階段の、一番下が小上がりのようになっているのは、引き出し型の収納になっているからです。
面積は広くありませんが、タテの空間がとれているので圧迫感を感じないですね。
天窓は普通の窓の3倍も採光効果があると言われています。
抜け感もありますね。
右手がロフト、左手が吹き抜けで中央上部の梯子のように見えるのが階段です。
高さは限られますが、広さは9畳ほどあります。
子供たちのヒミツ基地としてはちょうどよい広さです。
子供たちが成長したら、パパの書斎に使ってもいいですね。
固定階段で上がるから、大きくて少々重い荷物も安心し運べるので、季節外れの衣類やクリスマスツリー、ひな人形に扇風機など、たっぷりしまえる小屋裏収納として使ってもいいですね。
この眺めも良いでしょう?
土地74㎡、建物84㎡のビルトインガレージのある狭小住宅をお伝えいたしました。