先日ご紹介した道路後退(セットバック)。
後日談がありました。
なんと、セットバックした後、道路になる土地の下の水道管、道路から60センチ以上
深くないと、区が道路工事をしないそうなのです。
え?大丈夫だよね?60㎝位深くにあるよね?と思いきや現実は、
「なんだよ、道路すれすれじゃん。」
上から見た写真です。
この写真の一番上に見える赤い印。
これが、新しい道路との境界杭です。
というわけで、60㎝深くする工事を行いました。
こちら、バルブの写真。
このバルブを閉めて、水を止めて工事にかかります。
しかし不思議。
地中奥底にバルブがあるなんて。しかも土に埋まって。
こうなることを誰かが予想して、バルブごと埋めていたのでしょうか?
ま、でも良かった。、水が止められて。
そのままの位置で下に掘ればいいってものではありません。
工事できませんから、周りも掘ります。
ようやく60㎝の深さにたどり着きました。
これは?
はい、こちらは先ほど埋まっていたバルブを、今度閉めるときは、
土から掘り起こすのではなくフタをあけて、バルブを回す、
本来の姿に戻そうよ、と作業しているところです。
塩ビのパイプをかぶせて、職人さんのお尻の横に半分見えている
フタをかぶせます。
古くからある街の狭小住宅には、いろいろな想定していなかったことが起こります。
今回も無事に対処することができました。
めでたしめでたし。