消費税、上がりませんでしたね。
それが良かったのか悪かったのかは、色々なご意見があろうかとおもいます。
『消費税が上がるならそろそろ・・・』と考えていた方には、2年半の猶予ができました。
そんな方には、引き続き本気で検討することをオススメいたします。
というのも、ご承知のとおり、空前の低金利。
払う金利より、ローン控除で戻ってくる税の方が多いという方も少なくありません。
さらに、駆け込み需要がなくなったおかげで、需要が緩み余計なコストアップの危険がなくなります。
前回の5→8%への増税時は、約1年ほど前からジリジリと駆け込み需要が見られ始め、
資材も手間賃も上昇しました。
増税を延期したということは、平時になったということです。
駆け込みに惑わされず、平時にじっくり自分のペースで進めるのが◎です。
さて、今日ご紹介するのは、『狭小2階建て+小屋裏有効活用の家』@北葛西。
早速参りましょう。
こちら外観写真です。
ややボルドーがかったブラウンの外観が渋いでしょ?
約50㎡ほどの敷地に、角地であることを利用して、目一杯建てています。
住宅と一体化したガレージ。こんな雨の日に特に便利です。
中央の引き戸は外遊びの道具を入れられる物置。
イナバもいいけど、ビルトインにしたほうが、収まりが圧倒的に良いです。
こちらエントランス。
外に出ずに取り出せる郵便受け、広いポーチ、と意識して仕上げました。
中に入ってみましょう。
特徴的なのは玄関のたたき。
洗い出し仕上げといいます。
天然の石をモルタルと合わせて、完全に固まる前に表面を洗って、
石本来の艶を出す仕上げ方。
昔、旅館の玄関土間に合ったアレです。
手間がかかるんですが、細かな表情が深みを出してくれます。
床は天然無垢のパイン材です。
立っている時に外の目線が気にならないように、150cmと低い窓にしています。
座っている時に気になったら、ブラインドを下げます。
正面が出入り口で、引き戸を開けると、
左の引き戸はというと、
当社のお客様は、本がお好きな方が多く、このような作り付け書棚を造作することが
とても多いです。
新築時に作っておくと、とても収まりが良いですよね。
さて、2階に参りましょう。
1階より広いのは、車庫の上のスペースが使えているからです。
奥様がお仕事でもお料理をされるため、キッチンスペースは出来るだけ広くとりました。
壁側のキッチンと中央にアイランド型のカウンターを置いて作業スペースを確保しています。
開放感ばっちり。
スペースは取りますが、収まりは断然良くなります。
扉のない収納棚は奥まっていて足を入れることができます。
広々、どこでも勉強やお仕事ができますね。
壁面の空きスペースにも収納を設けました。
吹き抜けが効いているので圧迫感がありません。
室内に居ると天井が高いので全く圧迫感を感じません。
家族しか使わないので気にならないし、開放的で慣れると気持ちがいいのです。
この書斎、小屋裏収納とタラップでつながります。
楽しいでしょ?
書斎スペースと言いつつ、お子さんのお部屋です。
上に上がってみましょう。
言ってみれば洋室とロフトの関係なのですが、違いはロフトの方が収納スペースがない分、
広いのです。だから、自分の部屋にいるときはいつも上になるのでしょう。
吹き抜けとは障子越しにつながります。奥に見えるトップライトは北東側にあるので、
日中はずっと柔らかい日差しを届けてくれます。
収納スペースもあります。
こちら
だから、50㎡の狭小地でもこれだけ場所を確保できるんですね。
横の広さが足らなければ、縦に伸ばすことで快適に楽しく暮らせるものです。
江戸川区周辺の地域で一戸建てを建てられる土地の多くは狭小地だと思います。
この地域で自然素材を使ったシンプルデザインの狭小住宅を建てるなら自信があります。
ぜひお声掛けください。