さて、本日ご紹介するお家は、『シンプルナチュラルな家@一之江』。
国工務店は、素材感とシンプルさを大切にしていますので、
まさに当社が建てる住宅の見本のようなオタクと言えるかもしれません。
外壁はガルバリウム鋼板。よく使う素材です。
黒いシンプルな形状に、バルコニーの木の色味がマッチしています。
屋根付きの車庫だから、カラスなど、鳥の落し物も気になりません。
人口密集地域はカラスが多いんです。屋根がないと洗車がたいへん。
家の前のベンチは、まだ小さいお子様が遊んでいる時に、パパやママが楽チンです。
早速、中へ入ってみましょう。
玄関にはオープンな下駄箱がずらり。
靴がお好きなので、魅せる収納を目指しました。
その前の細長い空間は・・・・、多分想像した方も多いはず。
スポーツサイクルを収納できるスペースです。
高級自転車は屋外に停めていると、情け容赦なく盗られてしまいます。
鍵をかけていたとしても大抵の鍵はバチンッ!と、切られてしまいます。
室内なら安心ですね。
さて、反対側から玄関ホールを見ました。
階段の踏み板の高さって気にしたことありますか?
1段あたりの高さが低いと、楽に登り降りできます。
いまは気になりませんが、20年、30年と住むとその違いが分かってくるはず。
この階段は、1段の高さを抑えるために、わざとホール側に出して距離を稼いでいます。
あと、何度もご紹介していますが、室内扉の下がり壁がどの扉にもありません。
広く見せるコツです。
特に指定がない場合は、下がり壁は作らないで広く見せるようにしています。
それでは、左手のお部屋から見てみましょう。
無垢の床がいい色味を出しています。
窓枠も実は無垢の木です。
やさしい茶ですが、歳を経るごとに焼けてきて深い味わいが出てきます。
奥に吊り下がっているポールは・・・・、室内干し用のハンガーです。
使わない時には、回すと簡単に取れます。シンプルで使い勝手がいい~。
左手のニッチが少し見えていますね。
時計やスマホ、鍵に財布。
細々したモノの置き場がないと毎朝探すことになりますよね~。
こういうニッチに居場所を作ってあげると、ご主人は慌てることなく朝の身支度を整えられます。
こちらは主寝室のウォークインクローゼット。
適材適所にモノを置けるよう、可動棚とハンガーパイプなど、ご要望に応じて造り付けます。
それでは、廊下を挟んだ子供部屋へ。
入口は二つありますが、中でつながっています。
将来、仕切りたくなったら、簡単にしきれるように準備しています。
これだけスペースがあれば、走り回って遊ぶことができますね。
奥には階段下を利用した収納があります。
下にレールがなく、上から吊っていますので、開閉に力がいらないし、引っかかることもなく、楽チンです。
既製品のボウルと、鏡と木を使って収納付きの半オーダー洗面化粧台を作りました。
半オーダーでも、右側の空きスペースに引き出し収納を作ったり、カウンターを広く取ったりして、
使い勝手がいいです。何より、空き間にモノが落ちないのが良いですね。
さて、2階に上がりました。
奥に見えるのが広々バルコニー。
開放感もありますし、距離があるので近隣の目が気にならないのも良いですね。
リビングからダイニング・キッチン側を見たところです。
前の写真から続けてみると、右側のカウンターがキッチンからバルコニーに続く壁まで
伸びているのがわかりますね。
この写真を見ると、カウンターの天板が大きく、下段の棚が少し奥まっていることがわかります。
そうです、この長いカウンター、どこに座ってもデスクのように足をいれて、勉強やお仕事を
こなせるようにできているのです。
だから、子供たちが、『みんなで宿題をやろう!』なんて友達を連れてくると、図書館を思わせるような
光景を見ることができます。
実際にそんなことはないかと思いますが。
先ほどちらりと左側に見えていたロフト。
最下段の踏み板の下は、引き出し型の収納です。
リビングの上は吹き抜けで開放感たっぷり。
ダイニングキッチンの上は、ハシゴで上がるロフトです。
結構広い。
子供たちの格好の遊び場となっています。
土地面積72㎡、建築面積48㎡、延床84㎡の住宅です。
縦の空間を活かしたり、狭く見えないように工夫することで、
4人家族でもゆったり暮らせる空間が出来上がりますね。