マンションリノベ―ション最後の仕上げ@清新町
昨年11月に、完成した模様をご紹介した、マンションリノベーション@清新町。
実は、最終工事をまだ終えておりませんでした。
もうすっかり忘れていらっしゃる方のために、おさらいのお写真を。
これで思い出していただけた方も多いのではないでしょうか?
リビングの裏、水回りからも回遊できる、例の図書室のある家です。
さて、どんな工事が残っていたかというと・・・
そう、一覧でご紹介していたお手洗い。
こちらがそのお写真。
あら、きれい。
それはそうですね、リノベーション工事を行った時に、全面改修していますから。
それでは、何の工事かというと、トイレの床にパネルを設置する工事です。
どうしてリノベーション工事の時に一緒にやらなかったかというと、
リノベーション工事の後に、実はこのマンションの大規模修繕工事が
行われる予定でした。
その時に、トイレの背後の壁面を開いてメンテナンスを行う計画が組まれていたのです。
普通の内装であれば、原状回復はしてもらえます。
しかし、特別な設備を先に入れて、大規模改修工事の際にうまく収まらない
なんてことがりますと、一般の工事では対応できない可能性もありました。
それなら、パネルの取り付けだけは大規模改修工事が終了してからやりましょう、
ということになった、というわけです。
まずは、写真のように解体をしていきます。
解体を完了し、パネルを設置したところ。
一戸建て等は通常、床面に配水管がありますが、マンションの場合は、
階層が多く、高さをなるべく節約しようとするせいか、背面に排水管を
設置しているケースもあります。
今回のマンションがまさに背面にあるタイプです。
パネルには、予め床面に配水管があることも想定して穴が開いていますね。
工事完了しました。
ご存知ですか?男性が用を足すときに、どれほどのしぶきが1日に飛び散るか。
なんと、約3,000滴!だそうです。(タカラスタンダード調べ。どうやって調べたかは不明)
これだけ飛び散れば、そりゃ汚れますし、拭いても拭いても臭いが残りそう。
せっかくリノベーションしたところで、1日3000滴だと1か月で9万滴、
1年だと109万5000滴にもなります。
これではいかにももったいない。
それなら、というわけで一番飛び散りやすい便器の周りにこのようなパネル
を設置することになりました。
商品はタカラスタンダードの『ホーロークリーントイレパネル』。
タカラスタンダードといえばキッチンで有名ですよね。
タカラのキッチンといえば、ホーロー。
ホーロー(琺瑯)とは、ガラスと金属を850℃の熱で混ぜ合わせた素材。
表面はガラス質だから汚れや臭いが染み込みにくく、サッとひと拭きできれいになります。
この辺の特性を生かして、トイレの壁面や床面のパネルを開発したのでしょう。
ご覧いただいたように、リフォーム工事も簡単です。
気になる方は、ぜひお声がけください。
マンションリノベーション@清新町。
これで完全に工事終了いたしました。