一戸建てリノベーション@市川 浴室・洗面室ほか
トヨタがパナソニックと組んで、車載用の電池を共同開発する、とか、
全車種に電動自動車かハイブリッドを投入し、1.5兆円を電池開発に投資するとか、
自動車に関しては、環境関連のニュースが多いです。
少し前は、自動運転の話題が多かったですよね。
現在の主流は、部分的に運転を支援してくれる程度のレベル1-2。
来年、アウディがレベル3の車を日本でも売り出すという記事が話題になりました。
中央分離帯がある高速道路で、時速60km以下の時に限って、
車が主体的に運転をするというものだそうです。
レベル5の完全自動運転が可能になる世の中がくるのでしょうか?
近い将来ではないかもしれませんが、いつかはなるのでしょう。
前置きが長くなりましたが、先週からご紹介しております、
一戸建てリノベーション@市川。
車を出したいときに、レベル5の自動運転機能があればなあ、と思うような課題がありました。
現地は、見通しの良い下り坂に立地しています。
写真ではわかりにくいですが、向こう側からこちらに向けて、緩やかに下っています。
自転車に乗っていたら、軽快に進めそうでしょう?
それだけに困ってしまうのは、車庫から車を出すとき。注意が必要です。
この立地ですと、前からしか駐車できないのです。
ちょうど良い写真が見つからなかったのですが、車庫の壁は全面の壁でした。
何とか少しでも見通せるようにできないか、というご要望がありました。
家全体を支える構造上、重要な壁でしたので、簡単にはいきません。
調査の結果、構造に影響のない範囲でなら、小さい窓が開けられることが分かりました。
少しばかりではありますが、ゆっくり出ながらですので、これだけ空いているだけでも
全然違うんです。
さて、それではメインの1階洗面脱衣室、浴室をご紹介していきましょう。
洗面脱衣室・浴室の改善ポイント3点。
1.お風呂を広く!
2.その分狭くなる洗面脱衣室を使いやすく機能的に。
3.お風呂は桧風呂に。
再度、ビフォーアフターの図面でご紹介しましょう。
浴室の幅は施工前、1.4m強でした。これだと、足を延ばせません。
25%伸ばして、1.8m強にします。これなら悠々伸ばせます。
狭くなる洗面脱衣室は、洗濯機をデッドスペースだった階段下に移動して、
その前の作業スペースを空けて、洗面台を移動。
元あった洗濯機の場所を収納スペースにしました。
それでは、入口から。
入口は上吊の引き戸です。
下にレールがないので、引っかかる心配がありませんし、開け閉めも楽々。
歳をとっても苦になりません。
正面全景です。
左手前、ドラム式洗濯機置場としてピッタリの階段下スペースです。
収納スペースとしては、いちいちしゃがむ必要があって使い勝手がよくないのです。
立体パズルのピースが収まったかのようなピッタリサイズです。
洗面台アップ
鏡のある所に窓があったのですが、今回のリフォームでつぶしました。
光と風が入らないというデメリットもありますが、熱が逃げにくいという
メリットもあります。
使いやすくなることを考えれば、なくす方が良いと判断しました。
大工さんの手作りです。
『住宅設備の洗面化粧台は、どうも好きになれない』
そんな方におススメです。
最後はひのきのお風呂。
写真だと本物に見えないかもしれませんね。
これ、本物のひのきです。
実際に見ると、木肌が美しく、入るたびにちょっとニンマリしてしまいそうです。
広くなって、木が香り、家の中で一番リラックスできる空間になったと思います。
一戸建てリノベーション@市川。
全貌は、準備が整い次第、施工事例にてご紹介してまいります。