二世帯住宅へのリノベーション工事@江戸川区~外構工事
3階建て住宅から、完全分離型二世帯住宅へのリノベーション工事、進んでおります。
まずはおさらいの意味で、ビフォーの外観の様子。
子世帯のご家族が一緒にお住まいになるということは、お若い活動的なご家族が増えるということ。
通勤、通学、買い物、レジャーなどなど、お出かけの機会も増えることでしょう。
そうなると必要なのは自転車置き場です。
立派なコンクリート造の門扉がある現在の外構では思うように自転車を置けません。
ということで、室内の工事と同時進行で自転車置き場を4台分新規に造ります。
こちら寄ってみたところ。
それほど広くないお庭のスペースに立派な植栽。
この植栽は撤去しなければなりません。
地植えの植栽は、根がしっかり張っていて、掘り起こすのもひと苦労です。
重機を使えば苦労はありませんが、
植え込みの下には、上下水道やガスなどの配管が埋まっていますから、手作業で撤去するほかありません。
どこになんの配管が埋まっているかわかりません。
配管を傷つけないように目視で確認しながら、慎重に土を掘り出します。
土を掘り起こす作業がほぼ完了しました。
これより、コンクリートの塀を撤去します。
厚みのある塀でしたので、骨組みの鉄筋もしっかりとしたものが使われています。
鉄筋が突き出ている立ち上がり部分を撤去します。
塀の立ち上がりを撤去した下も、コンクリートのたたきがあります。
このままでは、自転車置き場を設置するためのコンクリート打設工事ができませんので、ちょうどいい床面ができる程度に、ハンマードリルで壊していきます。
と、同時に室内の工事も進めています。
一度、撤去できる壁をすべて撤去し、新たな室内壁を構築します、
ピンクの養生テープが、新規に壁ができるラインです。
このお写真は、親世帯リビングダイニングキッチンから玄関を見ています。
写真には写っていませんが、左手に階段があり、親世帯子世帯共有の玄関を入って、右に進み、子世帯家族の2階に上がります。
住宅の室内壁には通常、石膏ボードを使います。
石膏ボードはその名の通り内部が石膏でできていますので、手すりや棚など、ねじや釘を効かせたい時には、間柱の間に木材を渡して下地を設ける必要がありました。
最近は、あらかじめ下地が必要な壁には、全面が下地として扱えるボードが登場しているので、今回もその建材も使います。
下地をわざわざ作る必要がありませんし、下地の場所を微妙に変更したい時などにも便利です。
工事用の建材もどんどん進化しています。