使いにくい賃貸併用住宅から、ゆったり2LDK+書斎へのリノベーション@江戸川区
昨日の自民党総裁選で、大方の予想通り安倍さんが三選を果たしました。
先週月曜日の9/10、総裁選に向けての記者会見で、来年10月に予定している消費税10%への増税について、『予定通り引き上げたい』といってました。
まだ1年あるので、なにがあるかわかりませんが、このままいくと10%に上がる前提で考えておいた方がよさそうです。
家づくり、家直しには、大きなお金がかかります。
例えば2000万円の家を建てるとき、消費税2%上がると、40万円分税負担が増えます。
なかったものが、ある日突然増えることになるので、どうせだったらないうちにやったほうが良いと思います。
そんなわけで、来週、『増税前の賢い家づくり相談会』やりますので、興味のある方はご予約下さい。
さて、そんな中、古い賃貸併用住宅の2階にお住まいだったお施主様が、子供も大きくなるし、この機会に2階建ての家にしよう!とリノベーションを決断された工事が進んでおります。
ご紹介していきましょう。
賃貸住宅といえば、外階段です。
貸していた1階部分をご自宅にしますから、外階段は不要になり、内階段にすることができます。
今回の場合、1階の、外階段の手前と奥に、賃貸部分の玄関がありました。
奥の玄関に行くにはその階段を避けて通るための通路が必要になります。
その分建物の面積が食われてしまいます。
しかし、今回、外階段を撤去するにあたり、その通路が不要になるので、そこに新たな玄関をつくることにしました。
この状態だとわかりにくいですね。
階段はすでに撤去された後。
左手の新設された柱内部に玄関ができます。
玄関扉は、無駄なスペースをとらない引き戸です。
コンクリートの立ち上がりがないところから、ガラガラガラッと引き戸を開け、土間のところが玄関内部です。
1畳分あります。
2階から見たところ。まだまだ工事はこれからですが、内階段は左手に造ります。
当然その分、スペースはとられますが、これまでも左手にキッチン、右手に浴室と、かなり厳しい状況でした。
それが、左手に階段室、右手はキッチンで、リビングダイニングスペースは奥に別につくりますから、断然使いやすく、広く使えると思います。
こちらは、旧賃貸部分の寝室に設けられた大きな窓がありました。
リノベ後は書斎になる予定です。
この窓から見ると、
お隣の共有廊下が正面に来るので、それまでもあまり使われていない窓でした。
よって、書斎の窓はなくして、新設するお手洗いの窓だけ、残すことにしています。
こちらは、前回ご紹介した床下にコンクリートを打設した後の模様です。
それまでは、土でした。
土だと湿気も上がるので、冬寒いのです。
写真は、コンクリートの上に鋼製束という、部材で太い木を支えている様子です。
太い木のことを大引き(おおびき)といいます。
写真は、断熱材の施工を終えた状態です。
詳しく見ると、先ほどの大引きの上に、根太(ねだ)という木を横にかけて、根太と根太の間に断熱材を挟んでいます。
断熱材は、フクビのフクフォーム。
フクビとは、昭和28年設立された、福井ビニール工業が前身。日本の化学メーカーです。
工事はまだまだこれから。
追ってご報告いたします。