壁面収納造作工事@江戸川区
NEWSで告知している、『使い勝手を改善して新年度を迎えよう!住まいのリフォーム相談会』で想定しているような壁面収納のご依頼をいただきました。
幼稚園に通うお二人のお子様がいらっしゃるご家族。
今でもそうですが、成長するにつれどんどん荷物が増えます。
空きスペースに場当たり的に収納ラックや衣装ケースを置いて行ったのでは、片付かないし見栄えも悪い。
そこで、『大容量で見た目にもスッキリする壁面収納をつくれないか?』というご相談をいただきました。
というわけでご提案したのは次の2案。
1案目のコンセプトは、『見せる収納』
帽子やカバンが多く見受けられたため、選びやすくかつ取りやすいようハンガーポールに吊り下げて収納できるようにしました。
照明スイッチ周辺は、圧迫感を感じるため棚を設けず、小物や写真、インテリアを飾ることができます。
多くの物が収納できるよう、天井いっぱいに棚を計画しました。
2案目は、『壁掛け収納』
収納棚とスイッチの間に有孔ボードを設け、壁掛け収納ができるようにしました。
部屋に入った際、圧迫感を感じることなく、フックをつければボードにも収納できます。
プランAと比べ幅を小さいくし、コンセントが露出するよう計画しました。
ボードのイメージはこんな感じ。
いろいろアイディアは出ましたが、やはり大切なのは容量。
というわけで、3列とも天井いっぱいまでの壁面収納とすることになりました。
そうと決まれば、当社の作業場で材料作りに取り掛かります。
床の木目との親和性や強度、コストなど、総合的に判断して材はシナランバーを選択。
収納するものによって棚を可動式にするため、ダボレールと呼ばれる金属レールを設置するための溝を用意します。
現場で組み立て、壁面に固定して完成。
ハンガーポールは、フックを固定してしまうと、移動できなくなり使い勝手が悪いので、使用するようであれば突っ張り棒で代用していただくことにいたしました。
これでスッキリと暮らしていただけるのではないかと思います。
Y様、ありがとうございました。