狭小3階建て住宅リノベーション工事@北砂 内壁設置~クロス工事
先日、断熱工事までご紹介しました『狭小3階建て住宅リノベーション工事@北砂』
工事が進んでおります。
この内側に石膏ボードを貼り付けていきます。
こういう内装工事の写真、見たことありますよね?
では、こういうのは?
こういう場面も見たことある方、多いのではないでしょうか?
模様なんだか、なんなんだか。
はい、ご存知の方も多いかと思いますが、これはクロスを貼る前に、下地を
ならしているんですね。横に太い線が引いてあるように見えるのが、石膏ボードの継ぎ目で、
ペタペタと印が付いているように書かれているのが固定しているネジの部分。
くぼみや段差、切れ目があるままクロスを貼ってしまうと、残念な仕上がりになってしまいます。
光の当たり方によっては気になって仕方がない。
なので、パテを塗って乾燥させ、ペーパーがけをして平滑にならします。
緑のシールのようなものが見えますね。
ここは階段とダイニングキッチンを結ぶコーナー。
手で握ったり、ものをぶつけたりしやすいところ。
障害から守ってあげる必要があるのでカバーをしています。
そのカバーを接着するために固定する、一時的に留めておく鋲です。
『え?画鋲の跡みたいに残っちゃうんじゃあ?しかもこんなにたくさん!』
ご心配なく、ほとんどあとは残らず、完成したらわかりません。
ここでちょっとプランを見直してみましょう。
それに伴い、beforeのもの入れの位置に冷蔵庫置き場が来ています。
『物入れにおいていたモノの行き場がないじゃない!』
ご安心を。少し手前側にずらし、階段下収納を作りました。
さっきの写真をもう一度。
それはそうです、なんせ階段下収納ですから、高さには限りがあります。
でもそれほど大きくないものであれば背の高いものも入れることは可能です。
たとえば、クイックルワイパーとか、たまにしか使わない竿竹とか。
仕組みはこうです。
階段があるから高さは取れませんが、階段は次第に上がっていくもの。
冷蔵庫と柱の間にスペースを空け、そちら側は壁を作らず解放するので、
その幅を通るものであれば出し入れ可能なのです。
完成すると手前側に冷蔵庫が置かれ左手柱との隙間から背丈の高いそれほど大きくないものは
収納できるようになるのです。
こちらはクロスの切れ目にあたるコーナーの処理。
切れ目ははがれやすいですし、縮みが起きたりすると、下地が露出してカッコ悪いもの。
そこで、コークボンドという水性の接着剤のようなもので仕上げを行います。
これで、経年変化が起きても、地震が起きてもある程度は綺麗な状態が保てるでしょう。
綺麗に晴れているでしょう?天井。
天井のクロス貼りは重力に逆らってはるので結構大変なのです。
順調に工事は進み、次回は完成した模様をご紹介できそうです。
まだまだ続くリフォームスペシャル!
既にご紹介した賃貸住宅大改造、こちらも進んでいおり、断熱材を新たに設置し、
構造用合板で内壁を設置しました。
こちらは築年数が経過しており、耐震性にも少々心配があったため、
構造の強度を増す構造用合板を使って耐震性を高めています。
こちらはもう少しかかりそうです。
『消費税が上がる前に(また延期されるかもしれないけど)新築するか、リフォームするか、
どっちが得かよ~く考えてみよう!』とお声がけしていますが、
現在のところ、当社ではリフォームされる方が優勢のようです。
引き続きこの場でご紹介してまいります。