5LDKから、回遊できる2LDK+図書室へのマンションリノベーション
江戸川区清新町 K邸様専有面積:99㎡
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部屋が細かく仕切られ使い勝手が悪いマンションを、明るく開放的で暮らしやすい空間へ
リビングに隣接していた閉鎖的な4.5帖の洋間は、壁を取り払いスタディコーナー&楽器スペースとしてリビングの一部に。和室のあった場所は図書室になりました。
大型のシューズクロークとベンチを取り付けた広い玄関。
近郊の農園での野菜作りが趣味とのことで、収穫時期には、現在バギーを置いているスペースが野菜置場に早変わり
玄関のベンチは靴を履くときに腰掛けたり荷物を置いたりと使い勝手が抜群。壁にはコートやバッグを掛けられるようフックも取り付けました。左側に見えるのは子ども部屋
LDK全景。手前のカウンターは、パン作りが得意な奥様のご希望による「みんなで一緒に調理ができる、学校の家庭科室にある作業台」をイメージして造作しました
お手持ちのテーブルがしっくり馴染む、木質感あふれるキッチンスペース
キッチンのワークトップと同じ高さでスッキリと並ぶ、造作のカウンター収納
ご夫婦ともにお料理好きということで、キッチンスペースを2倍ほどに拡大し、レイアウトもデッドスペースの多いL型からI型に変更しました。明るく使い勝手が良くなり、ご家族全員で調理を楽しんでいただけます
テーブルと作業台を中心とした開放感あふれるダイニングスペース。回遊性があるので人の出入りがしやすく、また最短距離で配膳が行えるので家事効率のアップにもつながります
以前は洋間だった部分の壁を取り払い、開放的なひとつながりのリビングに。柱や梁でできるデッドスペースを活用した壁面収納は造り付けならではです
リビング壁側には、お嬢さん二人が並んで座れるデスクを造作。散乱しがちな小物をきっちり片付けられるよう、収納スペースも確保しています
デスクの隣には、楽器スペース。リビングのあちこちに家族それぞれの居場所があります
ソファー側から見たリビング。奥のスペースとは天井の高さまである建具でゆるやかに仕切り、リビングと一体感を持たせています
リビングに隣接していた和室は、みんなの図書室に大変身。壁面いっぱいに造り付けたオリジナルの棚には家族それぞれの本がぎっしりと並んでいますが、壁面がフラットなので圧迫感はありません
図書室からリビングを望んだようす。無垢パイン材の床やソファーをリビングと揃え、つながりのある大きな空間を演出しています
図書室→リネン庫→洗面脱衣室→リビング→図書室…と、ぐるぐる回れる回遊型動線で家事がスムーズにこなせる間取り。各部屋は引き戸で開閉できるので、来客時にも安心です
洗面脱衣室の隣にあるこの部屋は、着替えやタオル・シャンプーなどを収納するリネン庫、季節ものの洋服やアウトドア用品を仕舞う納戸、家事室など、小さいながらも多用途なスペースです
浴槽・洗い場ともに旧タイプよりも一回り大きくなったバスルーム
収納力のあるワイドな洗面カウンター。視線がまっすぐ抜けるので、狭い空間でも広がりを感じます
トイレの壁面にも収納を造り付けました。床は水回りに最適なコルクを採用